HOME » 主な抗うつ薬
抗うつ薬は 開発が古いものから 三環系 ついで 四環系 のものがあります。さらに改良や副作用が少ないものなどが開発され 順に SSRI や SNRI などの新しいお薬の系統に属するものもありますが、実際に どれが有効かは その人個人の相性やケースにより異なり、必ずしも 最新の系統の抗うつ薬が万能というわけではなく、一部に 最新の系統のお薬の効果 副作用などに疑問を持つ人もいます。
※ 一部の専門家、関係者は抗うつ薬 抗精神病薬 抗不安薬 向精神薬(重複して分類される成分もある)のうち 抗うつ薬がどちらかいえば 自殺の面などで 危険性が高いという肩もあります。また 米国でも イラク戦争の帰還兵の うつ病 PTSD などの患者の多くが処方され、自殺と抗うつ薬との関連も論議されています。
(  )内は商品名
適応症

三環系

アモキサピン (アモキサン )
うつ病 うつ状態

ノルトリプチリン  (ノリトレン )
うつ病 うつ状態

アミトリプチリン ( トリプタノール)
精神科領域におけるうつ病 
うつ状態 夜尿症
三環系の抗うつ剤として よく出回っている。副作用は やや多いほうで、閉尿、口の渇き、便秘などがある。眠気が強くでる人もいる。また、鎮痛補助薬としても片頭痛や群発頭痛、神経痛に用いられることもある。
トリミプラミン (スルモンチール)
精神科領域におけるうつ病

イミプラミン (イミドール、トフラニール)
うつ病 うつ状態

クロミプラミン (アナフラニール)
うつ病 うつ状態  および強迫性障害、パニック障害
アナフラニールは、気分の抑揚に影響を与える脳内伝達物質セロトニン再取り込み阻害薬と呼ばれ、うつ病患者のセロトニン分泌を促進して気分の落ち込みや不安を改善する抗うつ剤です。海外製ジェネリックなども 輸入代行などで扱われています。難治性うつや強迫性障害などには SSRI系より 効果が高いとされる。副作用はトリプタノールとほぼ同じ

ドスレピン (プロチアデン)
うつ病 うつ状態

ロフェプラミン (アンプリット)
うつ病 うつ状態

四環系

マプロチリン (ルジオミール)
うつ病 うつ状態
三環系より副作用が少ないけれど、効果も控えめといわれます。
セチプチリン (テシプール)
うつ病 うつ状態
三環系より副作用が少ないけれど、効果も控えめといわれます。
ミアンセリン (テトラミド)
うつ病 うつ状態
三環系より副作用が少ないけれど、効果も控えめといわれます。
SSRI
フルボキサミン (デプロメール、ルボックス) うつ病 うつ状態 強迫性障害 社会不安障害
フルオキセチン(プロザック) うつ病、依存症、摂食障害 世界的にも代表的抗うつ SSRI系薬
※ 日本では未承認(米国で販売)
売上多い
パロキセチン (パキシル) うつ病 うつ状態 強迫性障害 社会不安障害
※ 女性の乳がんを7倍にする 妊婦が服用すると奇形や早産 胎児の脳の異常がある可能性 高齢者の認知症周辺症状の対応薬メソッド(コウノメソッド)のうち「元気にさせる」お薬として記載があります。
売上多い 海外製ジェネリックなども 輸入代行などで扱われています。
セルトラリン(ジェイゾロフト、ゾロフト) うつ病 うつ状態 (PTSD)
※「自殺企図」の中に「攻撃性」のリスク
高齢者の認知症周辺症状の対応薬メソッド(コウノメソッド)のうち「元気にさせる」お薬として記載があります。
売上多い  海外製ジェネリックなども 輸入代行などで扱われています。売り上げは多い  海外製ジェネリックなども 輸入代行などで扱われています。SSRIは1999年に開発された、従来の抗うつ薬よりも抗うつ効果と安全性の高いお薬ともいわれ長期間の使用や服用量を増やすことが可能で、根気強い治療がひつようなうつ病に適しています。うつ病の他に、パニック障害、強迫性障害、心的外傷後ストレス(PTSD)などの治療にも使われています。

エスシタロプラム うつ病 うつ状態
SNRI
ミルナシプラン (トレドミン) うつ病 うつ状態
デュロキセチン (サインバルタ) うつ病 うつ状態  糖尿病性神経障害に伴う疼痛 海外製ジェネリックなども 輸入代行などで扱われています。抗うつ剤によくあるのどの渇きや便秘などの副作用がすくないのが特徴です。 体内で分解されるスピードがゆっくりなので、1日1回の服用で効果が持続します。
NaSSA


ミルタザピン(レメロン、リフレックス)
うつ病・うつ状態
「ノルアドレナリン作動性・特異的セロトニン作動抗うつ薬」従来の抗うつ薬に比べて、効果が早く表れ、効果が持続する抗うつ薬として期待されています。三環系抗うつ薬ですが、2009年に承認されたかなり新しいタイプ。副作用として 眠気、倦怠感、体重増加があります。

コンタクト