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女性のうつ病

女性のうつ病の患者数は 男性の約2倍といわれています。

その原因は いくつかあるとは思いますが、そのうちの1つかもしれないものが男女の一生の環境の違いに見出すとすれば、 女性が 男性と違い、一生涯のうち、思春期(これは同じ)妊娠、出産、さらに更年期(閉経期)というライフサイクルの中で、女性ホルモンの産生が激しく、節目ごとに変化しているので、それが 気分の変動に大きな影響を与えているのではないかと考えられます。



女性のうつ

うつ病になると、セロトニンやノンアドレナリンなどの脳内神経伝達物質が不足するようになりますが、女性ホルモンの1つであるエストロゲンには これらの神経伝達物質の正常な働きを助ける作用があることが 最近の研究でわかっています。女性のうつ病の発症率は このエストロゲンの変動の激しい時間に高くなっています。 このことは 女性の場合、こうした 女性ホルモンの影響が激変することが要因となり、心理的、社会的、環境的要因などが加わって、うつ病をまねきやすくなってるといえるでしょう。女性特有の気分障害(うつ病のは大分類では気分障害です)としては次の4つが代表として あげられます。

  • 月経前症候群(PMS)
  • 月経前不快気分障害(PMDD)
  • マタニティーブルー
  • 産後うつ病
  • 閉経期(後)うつ病




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