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思春期、青年期におきるうつ病
18歳ぐらいまでの思春期、24歳ぐらいまでの青年期に起きやすいうつ病について述べてみます。

青年期、思春期のうつ

急激な体の発育、男性、女性としての発育などの問題が影響して、身体的にも精神的にも、もともと不安定な状態にあります。また 社会的にも、受験や就職、あるいは結婚などの 人生を大きく左右する節目にあり、大きなストレスにさらされています。それだけでも、うつ状態になったり、うつ病になる 基盤ができやすいという年齢です。

この時期のうつ病の特徴

ゆううつ感や自責的な傾向よりも、「疲れやすい」「何をするのもおっくう」「物事に集中、熱中できない」といった症状が多く見られます。 ごく希に、「妄想」「幻覚」があらわれることもあります。また、ニートなどに見られるように「引きこもり」の状態や「切れやすい」「少しのことがきっかけで すぐに反抗的になる」

この時期のうつ病の症状

  • だるい
  • おなかが張る
  • 不眠
  • 朝起きられない
  • 頭が痛い

うつ病が表面にでる症状として、上記のような 身体面での不調を訴えることがあります。

青年期の思春期の暴力と引きこもりなどの行動

思春期、青年期などに 暴力、万引きなどの犯罪、ニートのような引きこもりがあった場合、その根本的な原因が精神的な病気であったとすれば、それが、うつ病であるのかそれとも、その他の統合失調症のような精神病が背景にあるのかは 一般の医者でも、また 精神科の専門医であっても 判断が非常に難しいものがあります。できれば、複数の心療内科、精神科医に丁寧に診察してもらうべきです。その結果、慎重な判断の結果を経て、投薬、心理療法などを選択するべきです。

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